自分で経理をおすすめする理由

日々の経理は、できれば自分でやりたいものです。
その理由を考えてみました。

会計の主導権を自分で握るため

日々の経理とは、事業での取引を会計ソフトに仕訳していくこと。
これがかなり大変な作業です。

あまりにも大変なので会計事務所にお願いすることも
一般的に行われており、レシートごと会計事務所に送ってしまったら
あとは会計事務所が仕訳をしてくれるというサービスで、
記帳代行と言ったりします。

記帳代行も楽でいいのですが、自分以外の人が経理をすると
自分で会計を把握することが非常に難しくなります。

経理の主導権が会計事務所側にあると、
何が行われているのかブラックボックス化してしまいます。

そうすると試算表をもらったとしても
いったい何を見ればよいかわからない、
各勘定科目に何の取引が入っているのかわからない
という状況になってしまうのではないでしょうか。

会計データを適時に把握するため

インストール型の会計ソフトを使っている場合は
会計事務所にしか会計データがないこともありますね。

総勘定元帳や仕訳帳など
もらえたとしても決算が終わってからだったりします。

また紙で製本したものもらえなかったり・・。本当はデータでほしいところです。

それはさておき、
決算後にもらったとしても、保管しておくだけになってしまい
毎月の業務改善の材料として使うことはできません。
(もちろん保管することも重要です)

せめてクラウド会計やデータ共有で、
適時に経理内容を把握したいものです。

自分で経理をすれば、適時に会計情報を把握することができます。
もちろん毎日や数日に1度は記帳していることが前提にはなりますが。

経理から見えてくるものが必ずある

自分で経理すると、数字がある程度読めるようになってきます。

逐一見る必要はありませんが、お金の流れもだんだんとわかってきます。
いったい何にお金を使っているのか、
売上の主要な取引先はどこか
なぜその取引先なのか

改善すべきところはどこか

感覚的に掴んでいるものが、数字で目の前に現れ、
より客観的につかむことができます。

数字が苦手という方でも、
自分で経理するとある程度読めるようになるので、
ぜひやってみてください。


▼娘日記(8歳、5歳)

昨日、下の娘は保育園から「いちご狩り」へ行ってきました。
今年は豊作ではなかったものの、
甘くておいしかったそうです。


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