インボイス制度開始から登録番号が公開されますが、
番号以外にも公表される情報があるので気になるところです。
インボイス登録番号公表サイト
いわゆるインボイス番号登録申請を行うと
「インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイト」に事業者情報が公開されます。
公開サイトはこんなサイトです。
請求書等に記載の登録番号から取引先情報を入手することができ、
取引先が課税事業者かどうかわかるようになっています。
公表される情報は
公表される情報は次のとおりです。
▼個人事業主の場合
・インボイス登録番号
・インボイス登録日
・事業主氏名
希望すれば追加で
「屋号」
「主たる事務所の所在地等」を
「適格請求書発行事業者の公表事項の公表(変更)申出書」を提出することにより
追加することができます。
▼法人の場合
・インボイス登録番号(T+法人番号)
・インボイス登録年月日
・法人名
・本店又は主たる事務所所在地
法人の場合は所在地が公表されます。代表者名は公表されません。
法人番号検索とあまりかわらずなので、法人であればさほど気にならないですね。
個人名を公表されることへの抵抗感
個人事業主の場合は、
屋号やペンネームで活動していることも多く、
個人名を公表されることに対し抵抗がある方も
いらっしゃいます。
今のところ登録番号から検索をするサイトとなっていますので、
個人名から検索することはできなさそうです。
取引先のみが検索するという意味では
事業を行っている以上個人名が公表されることは致し方ないとも思いますが、
抵抗感があるのもわかりますね。
せめて屋号と個人名どちらか選択できれば良いと思うのですが…。
個人名がさらされてしまう以上マイナンバーと同様
番号をむやみに人に知られないことが肝心なのかなと思います。
まとめ
インボイスの相談も徐々に増えてきましたが、
屋号やペンネームを使っている方から、個人名の公表について抵抗がある
というご相談があり、公表される情報についてまとめてみました。