かっこつけた文章よりも伝わる文章を書くには

ブログを書くようになってから常々思うのは、
伝わる文章を書きたいと思っていることです。

かっこいい文章は書きたくても書けない

ライターやエッセイストなどいわゆるプロの方が書いた文章は
かっこよくて、とても美しいのですが、自分が書こうと思っても
文才がありませんので、
いくら真似をして練習を重ねたとしても書けないでしょう。

書けるとすれば今頃違う仕事をしているでしょうし、
センスのようなものがいると思います。

専門分野の知識や経験の部分は偽りなく正確に書く努力はしていますが、
かっこよくはなかなか書けませんので、上手くなるよう練習して
少しでもかっこいい文章に近づけるよう努力するしかありません。

かっこつけた文章はかっこ悪いので書かない

プロの書いたかっこいい文章は見ていて惚れ惚れしますが、
かっこつけている文章は見ていてかっこ悪いなと思います。

”かっこいい”のと”かっこつけている”のとでは全然違います。

かっこつけたい気持ちはわかるのですが、
文章でかっこつけていると読む人にかっこつけているのが伝わると思うので
かっこ悪いです。少なくとも私はかっこつけている文章に出会うと
この人かっこつけているなと感じとってしまいます。

ではかっこつけている文章はどういったものかというと
例えば
・一般の人が読む文章なのに専門用語だらけ
・普段使わないような難しい表現を使う
・回りくどい表現をする
・カタカナ語を多用している
そういった文章です。

回りくどい表現をわざわざ使うことで
表現力があるように見せかけたり、
難しい言葉を使って煙に巻くような表現は
かっこいいようにみせかけて、
わかりにくくしているだけに思います。

読み手のことよりも自分をかっこよく見せることに
注視しているとろくな文章にならないのではないでしょうか。

文章は読み手が理解して初めて伝わるものですし
伝わったことが、”かっこつけていること”だとすると
読んだ後に読み手は負担がかかって読んだにもかかわらず
何も得られませんし、それはそれは悲しいことです。

それでも、かっこつけたくなるのが人だと思うので
かっこつけた文章は意識して書かないようにしています。

伝わる文章を書くには

いつも試行錯誤しながらではありますが、
どう書けば伝わるのかは常に意識して書いています。

小説を書くわけではないので、美しい表現は必要なく(どっちみち書けないです)
情報や経験を上手く伝えることができれば
それでよしと考えています。

・中学生でもわかるように書く
・難しい表現は使わない
・専門用語は使わない(専門用語が分かる人が読むことを想定している場合はOK)
・文章を短くする
・一文で伝えることは一つにする
・文の前半と後半で言っていることを一致させる
・抽象的に書かない
など

基本的なことですが忘れてしまいがちです。
好みもあると思いますが、基本は崩さない、
という姿勢が大事なのかなと思います。

文章の書き方の基本を教えてくれる本もありますのでご参考まで。

阿部紘久『文章力の基本』(2009,日本実業出版社)

赤羽博之『書くスキルUP!すぐできる伝わる文章の書き方  確実に文章力がつく!7つのステップ』(2013,日本能率協会マネジメントセンター)

 

 



▼娘日記(8歳、5歳)

写真は春からベランダで育てていた小玉スイカ、
ついにできたので朝ごはんとして頂きました。

娘たちは小さいかわいいスイカにハイテンション!
ちゃんと甘かったです。


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