独立するまでは申告書作成マシーンだったこと

独立するまでは会計事務所にトータルで10年ほど勤務していました。
そのころを思い出すと、ただひたすらに申告書の作成をしていたことを
思い出します。

ひたすら申告書を作成する日々

会計事務所にもよると思いますが、
直前に勤めていた会計事務所は、
月ごとに会計を締めていけるお客様は
ほとんどいない状況でやっていました。

月次で試算表をお渡しできるようなお客様は一握り。

決算時にまとめて1年分の会計をみて、
1年分を修正するというお客様の方が多かったです。

1年間まとめて会計を見て修正し、決算書を作成し、
法人税や消費税などの申告書を作成し、税務署へ提出できる状態にもっていく。

その仕事を
月に2~3件、多いときは5件ほど毎月毎月やっていました。

ただひたすらに決算書を作り、申告書を作りを
繰り返していたので、申告書作成マシーンのようでしたね。

どこかの会社の経理であれば
1年に1度しか決算書と申告書の作成は経験できないことを思うと、
会計事務所ではそれを、毎月毎月経験できるわけですから、
力のつくスピードはとても速いですし、
多種多様な業界の決算書・申告書を作ることができるのも
会計事務所ならではという感じです。

後追いで決算書・申告書を作ることの意味

力はつくものの、ひたすら決算書・申告書を作る日々。

多種多様な業種を経験させてもらいましたので、
その点は面白く感じましたが、
すべて過去の取引を後処理したものにすぎません。

過去の取引の積み上げを決算書の形に落とし込み、
申告書として作り上げるのは、
ただただ外部、特に税務署に
提出するためだけに形を整える作業。

個人事業主や中小企業の場合は、
より不安定な中で資金繰りを気にしながら
毎日事業を行っている場合がほとんどでしょう。

年に1回、税務署に提出するためだけに
決算書を作っているような状況だと
次の打ち手の材料が何もない状態で事業を行っていくことになりますので、
自分だったら不安で仕方ないだろうなと。

また、日々の経理はお客様の方でしている場合でも、
その会計処理が合っているのかどうか会計事務所に見てもらえるのは
年に1回だけというのも、業績が正確に会計に表われているか
少々不安ではあります。

これは決算書や申告書を作る側にとっても
書類を整える(テクニックとして見栄えをよくする)ことはできても、
実際のところ取引は終わっているため、
何も動かすことができないので、
寂しさや虚しさのようなものもありましたね。

申告書作成マシーンには戻りたくない

こういう年に1度、税務署に提出するだけのために
決算書や申告書を作成するのはやめたいところです。

個人事業主や中小企業の方の場合はやはり
月ごとに業績を見ていき、次の一手の相談をしたいですし、
そのために月次で会計を締めることが大切。
資金繰りも合わせて。

やはり試算表を生かすような会計をしていきたいものですし、
もう少し月次の段階でじっくり数字を見て
経営者の方とお話できたらと思いますので
申告書作成マシーンには戻りたくないですね。

 

 


▼娘日記(8歳、5歳)

下の娘は保育園から田植えに出かけています。
田んぼのどろどろが苦手なようで、昨年は泣いていたそうですが、
今年は泣かないと言って強気で出かけていきました。

上の娘はあのどろどろが冷たくて気持ちよかったから
田植えが大好きだそうです。


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