売上も大事ですが
会社経営のためには利益から考えることが大事です。
売上を目標にするとわかりやすい
売上を目標にしている会社は
利益(もうけ)を考えてそこから目標をたてていないことが多いです。
単に売上前年比〇%アップとしているということ。
従業員の方も売上目標、対前年比〇%達成と言われる方が
理解しやすいですしね。
利益と言われても、そんなの経費がいくらかかっているかわからないので
計算できないですし、おそらく損益計算書も見せてもらっていないのでしょう。
また仮に損益計算書を見せてもらっていたとしても
数字の羅列でよくわからないというところもあると思います。
従業員の方にとって利益は意識のしようがないのですね。
ではどうすればいいのでしょうか。
利益から考えることを伝えよう
利益から考えることが重要であることを図で示して伝えてみませんか。
この図は、左から右へ売上高からキャッシュフローの源泉まで
どのような流れで残るのかを示したもの。
まずは売上高を変動費と粗利益に分解しています。
変動費は売上があがると比例してあがる費用。
仕入、材料費、外注費など。
売上高から変動費を引くと粗利益。
粗利益から固定費を引くと経常利益。
経常利益は、会社が通常の業務の中からもうけた利益を表します。
そこから税金を払い、残った金額がキャッシュフローの源泉となるもの。
借入金があればこの中から返済し、残りが手元に積みあがります。
この残った手元資金を増やしていき、
新たな投資をすることで更なる資金を生み出し
資金をうまく循環させることができれば会社は安定し大きくなっていきます。
つまり経常利益を大きくしていくことが重要。
そのためには粗利益を増やさないといけないということがわかります。
経常利益と固定費のせめぎあいをどうするかというところですね。
売上も大事ですがやはりポイントは利益です。
まとめ
経営は売上からではなく利益から考えることをお伝えしました。
ただ従業員の方に伝える場合は、”利益目標〇%”とすると
何をすればいいのか分かりづらいものです。
利益からいくらの売上高が必要かを算出して
目標売上高〇%と示すとよいですね。
▼娘日記(8歳、5歳)
昨日はしばらくぶりに、そろばんへ
級が進むと
5の合成も繰り上がり繰り下がりもあって
頭が混乱してきたみたいで、妹は11級苦戦中。
姉はその間にせっせと練習に励んでいます。姉は15級。
そろそろ追い抜けるのか、頑張って切磋琢磨して欲しいと思います。
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