独立したら頑張った分だけ自分に返ってくる

独立してもうすぐ1年になりますが、
給与をもらっていたころと違い、
頑張った分だけ全部自分に返ってくるようになりました。

独立したら当たり前なのですが、
正当に報酬で頂けるというのは本当に嬉しいことです。

もらえないのが当たり前だった

これまで２か所の会計事務所に通算10年ほど
勤めてから独立しましたので、無資格の職員だったころが長く
毎月給与をもらえるのは安定していて、ありがたい話ではありましたが、
正当にもらえたという感覚はありませんでした。

というのも、会計事務所は基本的に給与が低く、
頑張って働いたとしても給与で返してもらえた
という思いをしたことがなかったからです。

一般的な会計事務所はいまだ税理士になるまで丁稚奉公のような
職人のような世界。

基本は誰も教えてはくれない（忙しくて誰も教える余裕がない）
教えてくれないのに間違うと怒られる、
勉強しているのが当然で、勉強しながら実務ができるのだから、
給与はもらえるだけまし、というような雰囲気がありました。

もちろん従業員を大切にしている事務所もありますので、
全てがそうとは言いませんが。

そういった状況だったので、
給与に関しては期待が持てませんでしたし、
考えても手取りは増えないので、
雇われ当時はあまり給与のことは考えていませんでした。

「もらなくて当たり前」という感覚で働いていましたね。

救いだったのは、
仕事は好きだったこと、
お客様が良くしてくださったことで
続けられたのだと思います。

独立すると、自分の仕事に対して自分で料金を決めて、
仕事をしたら報酬として全部自分に返ってくるようになりました。

当たり前のことではあるのですが、
これが凄いことだなと実感しています。
正当に評価されて頑張ったら報酬として自分に返ってくるという体験を
これまでしてこなかったので、それだけで新鮮に感じます。

会計事務所によっては、従業員を大事にしてくれて、
給与であっても正当に頂けるところもほんの一握りでしょうがあるのでしょう。

しかし私の場合は残念ながら給与をもらっていた時はついぞ
そういった体験をせずに終わってしまいました。

独立して正当に頂ける分、勤務のころになかった
責任の重さも感じますし、
苦手な営業も続けなければなりませんが。

その分報酬として全部自分に返ってくることは
とてつもなく嬉しいことですし、とてもありがたいことで、
独立してからはずっとご褒美をもらっているようなそんな感覚があります。

これは独立したからこそ感じられることで
そのまま雇われていたら感じることはなかったでしょうね。

仮に税理士になってから大手の税理士法人に転職していたら
正当に評価されたのかなと想像しますが、
相当の激務だと聞きますし、お給料がもらえたとしても楽しめていないような。

まあ今のような働き方(仕事と遊びの境目のない働き方)
もなかなかできないだろうと予想できます。

この正当にもらえることは当たり前ではないんだ、
誰でももらえるわけではないんだ
という自覚は忘れずに持っておきたいです。

人は慣れていくので、そのうち当たり前になってしまいそうです。
戒めとして感謝を忘れずに時々この記事を
見返して忘れないようにしたいと思います。

会計事務所に勤務していたころは「もらえないことが当たり前」でした。
独立してからもその感覚が抜けておらず
勝手にもらえない方で思考が働いていることがあって
考えさせられましたので記事にしました。

▼娘日記（８歳、５歳）

昨日、姉は小学校でプール。
妹も保育園からスイミング教室へ。

妹の方は観覧もできたので、
仕事をささっと圧縮して午前中観覧してきました。

幼児のスイミングなので、水に親しむという感じで
すべり台や飛び込みの練習をして楽しんでおりました。