【税法免除のための大学院】合同授業へ参加しました

毎年この時期になると、
年1回大学院での合同授業が開催されます。

普段は研究科ごとに別々に授業を行っているので
お会いすることのない方もいらっしゃるのですが、
この授業は経済学研究科と経営学研究科と
本学大学院出身OBの税理士での合同授業です。

今年はOB税理士として参加してきました。

普段なかなかお会いすることのない方に会えて
懐かしいお顔にも会えて
緊張感もあり良い刺激になりました。

税理士としての義務と責任の話からスタート

毎年、税理士としての義務と責任の話から必ず始まります。
ここで年1回、職責の重さを実感するのは
とても良い機会です。

税理士法第1条からレジュメがスタート。
さすがに税理士登録時のように読み上げたりはしませんが、
人格・能力・識見ともに適切な税務の専門家としての
資質を求められるという話です。

本題の判例研究

大学院在学時は毎週のように判例研究の授業に参加をし、
自分も定期的に発表しということをしていましたが、
久しぶりの判例研究でした。

実務をしていると、判例研究を真面目にやる機会も
なかなかありませんので、こういった機会があるのも
非常に貴重な体験ですし、ありがたいです。

私も真面目に判例評釈を読んでいきました。
けっこう長めの評釈だったのですが、まだ読めるなと。
そして一応判決全文も読みました。が、久々に、
あーつらいな~よくやっていたな、、と思ってしまいました。

知っている方は共感していただけると思いますが、
判決全文は文章が詰まっていて、文字と文字にスキマがありません。
こんな感じです。

※損害賠償請求事件 東京地方裁判所平成25年(ワ)第26327号の一部

読ませる気あるんかいなと思ってしまいますが、
これでも要約文です。
久しぶりに苦しみながらですが読みました。

事案はいつも所属していた研究科の先生が用意してくださいます。
毎年税理士としての職責が問われるような内容の
判例なので、身につまされる思いです。

最初の税理士としての義務と責任からつながり
職責の重さを感じるいい機会で。

税理士になると軽く発言した内容でも
相手の方は信用してくださいます。
それが間違っていようが、違和感があろうが
先生が言うなら間違いないとなるわけです。

そういった重さは、
プレッシャーにもなりますが、成長にもつながります。
日々勉強しなければならないことは山積みですが、
一歩一歩進めていこうと改めて思いました。

税理士実務の話も

OB税理士として実務でどのような活動をしていたか
発言する場面もありました。

税理士の仕事をしていて、今どういう状況なのか
どうやっていくのかという話を自分も話をし、
他の先生方からもお聞きすることができます。

一応自分も話す側なのですが、
諸先輩方が多い中、話すのもなかなか恐れ多い感じで。
どちらかと言うとたくさんアドバイスを頂いて帰ってきました。

まとめ

大学院での合同授業に参加してきました。
真面目に税法について語る機会もなかなかないですし、
税理士実務どうなの?という話もする機会が少ないので、
貴重な経験でした。

 

 


▼娘日記
昨日は、私のメガネ購入の付き添いに。
マグネットで付け外しできる
2Wayサングラスを姉妹でかけては
ポーズをとっていました。

※ラップをしている下の娘。サングラス=ラップなんですね。


 

 

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