月次支援金の取引先情報入力欄がややこしいので解説します


月次支援金の登録確認機関のため月次支援金の詳細について
を読んでいます。

一時支援金を受給していると
月次支援金は簡単に申請できるという話でしたが、
意外とややこしいのが取引先情報入力のところです。

一時支援金のときより手間が増えるような形で変更もされていますので、
その変更点についても解説をしたいと思います。

基本申請と簡単申請の2種類ある

月次支援金の申請は
基本申請と簡単申請にわかれています。

基本申請は一時支援金を受給していない方が対象。
登録確認機関での事前確認を受けてから申請することになります。
また必要書類も簡単申請よりも多く、
住所や生年月日などの基本情報の入力も必要です。

一方、簡単申請は一時支援金の受給をされた方向けの申請方法。
事前確認機関での事前確認は不要で
必要書類も確定申告書や通帳情報など一時支援金と同じ書類については
省略されています。

そのため、必要書類としては、
対象となる月の売上台帳、宣誓同意書のみとなっています。
少し楽になりました

取引先情報の変更点

しかし取引先情報については、簡単申請、基本申請
いずれも入力する必要があります。

一時支援金申請の際は
書類をアップロードする方法でしたが、
画面上入力する方法に変わりました。

そのことは良いのですが、
一時支援金の際は、不特定多数の個人顧客を相手に取引している場合、
取引先を書くことができなかったので、
書く必要はありませんでしたが、
月次支援金の申請からは売上取引先に代えて
仕入先等を入力することとなりました。

サービス業などで仕入先がない場合は経費で対応するしかないでしょう。

また、対象となる月の前年、前々年の同月で入力するので、
例えば、2021年5月分の申請で取引先情報を入力するケースでは、
比較する月として2020年5月分、2019年5月分の取引先情報を入力します。

そして6月分の申請ではまた2020年6月分、2019年6月分の取引先情報を入力
しますので、

2度目以降の申請時も取引先情報を省略することができません。

この点、手間が増えてしまったところです。

取引先情報の区分がややこしい

そしてX区分、Y区分/Z区分にチェックをしなければなりませんが
これがまたややこしいです。

実際の申請画面を参考までに。

X区分、Y区分/Z区分のどれに該当する申請なのかを選択します。

順番としては、
①X区分、Y区分/Z区分のいずれにあてはまるか考える。
 X区分・・・・・緊急事態宣言又はまん防の影響を受けた飲食店との直接間接取引がある場合
 Y区分/Z区分・・外出自粛による間接的影響の場合

②申請する方の所在地はどこか
対象措置実施都道府県内
対象措置実施都道府県外
全国

区分は保存書類の考え方と同じですので、
3ー1.保存書類①、3ー2.保存書類②の左側に書かれている区分をもとにチェックしましょう。

※緊急事態措置又はまん延防止等重点措置の影響緩和に係る月次支援金の詳細について 2021年7月13日時点版 P9,10より抜粋


▼娘日記(8歳、5歳)

昨日保育園では夏祭りがありました。

輪投げやおもちゃ釣りなどお楽しみがいっぱいです。

メインは毎年2クラス分のスペースを使った
お化け屋敷やお墓参りなど怖いものの企画。

毎年娘は泣いていました。

大人から見ると全く怖くないのですが、
あまりに泣くからか今年は怖くない迷路だったそうです。

それでもクラスで1人泣いていたと先生から聞いたので、
どうも夏祭り企画=怖いでインプットされているようです。

写真は夏祭りでもらってきたおもちゃ


 

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