税理士は食べていけなくなる?税理士事務所の付加価値とは?

税理士はいずれAIに仕事を取って代わられる、いずれ仕事がなくなり
食べていけなくなる。

だから、生き残るために付加価値のある仕事をしていかねばならない!
と言われて久しいですが、じゃあ付加価値のある仕事ってなんなん?
という疑問に、自分なりの答えを考えてみました。

付加価値は人によって様々

お客様が税理士に求めていることは何でしょうか?

・税金計算してほしい。
・税金安くならないかな?
・記帳代行(帳簿つけ)してほしい。
・経営についてアドバイスしてほしい。
・お金まわり全般についてサポートしてもらいたい。
・税金以外でも何でも相談できる相手がほしい。

思いつくまま書いてみましたが、
やはりお客様によって様々かなと。

記帳代行をきちんとしてもらいたいお客様にとっては、
間違いなく、記帳をして決算書を作り上げ、
納品することが付加価値となります。

あるいは税金が安くなればいいというお客様にとっては、
税金がこれだけ安くなりますよ!と節税を提案して
税金計算をすることが付加価値だったりします。

はたまた経営を長く続けるために、どうすればいいか一緒に考えて
そのための情報提供をしてほしいという場合は、
税金が安くなることや記帳代行よりも、情報提供に価値があります。
税金計算は当然に求められますが。

そう考えると、付加価値というのはとても相対的です。

一般的に言われている記帳代行はもうダメ、
経営コンサルタントのような相談業務にシフトし、
価値提供をしていかねばならない。
というのも一概には言えないのではないでしょうか。

ニーズを的確に把握することが大事

情報提供の部分はやはり重要で、
手を動かすような記帳代行の仕事は減ってくるだろうというのは
誰しもわかると思います。

けれど求めているものはお客様によって違います。

節税してほしいと思っているお客様に
税金はコストだからそこはきちんと払って、
会社のキャッシュを増やし、
体力をつけましょうという話をしても響きません。

記帳代行をして、専門家に正しい決算書を作ってほしいと
思っているお客様に、経営のアドバイスをしても、
経営はお客様の方がプロ。数字しか見ないくせに
何偉そうに言っているんだ!!
と思われてもおかしくはないのです。

結局はお客様一人一人が、
どういったことを求めて税理士に仕事を依頼しているのか、
それにどれだけ応えることができるのか
という基本原則に立ち返るように思います。

独りよがりに、高付加価値を提供しなければと
思いすぎて、お客様を見ていないというのは避けたいですね。

まとめ

税理士業の付加価値とは何なのかについて、
自分なりの答えを考えてみました。

付加価値は相対的で絶対ではないなと思います。
全員が同じ方向を向いて、
高付加価値=経営コンサルティング
として活動するのも違うかなと。

お客様の求めに応じるという基本姿勢を
地道に続けていきたいです。

 

 

▼今日の一曲♪

Orange Pekoe「Happy Valley」


▼昨日の娘日記

-姉8歳-
妹にスライムを半分わけてもらい、
宿題を終えてから参戦するのかと思いきや、

ふと見れば、宿題は半分くらいでほり投げて
ぐにゅぐにゅとやっておりました。。

ー妹5歳ー
昨日は保育園でスライムを作ってきました。
洗濯のりと台所洗剤を混ぜると出来るそうです。

家に持って帰ってきたのですが、
ぐにゅぐにゅと、ずっと触っていたいようで、、
部屋中、洗剤のいいにおいが漂っておりました。

 

 

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