経費をもれなく上げることが節税への第一歩

節税情報はちまたにあふれていますが、
結局のところ経費をもれなく上げることが、
節税への第一歩。

意外と漏れている方が多いので、
漏れがないかどうか確認しましょう。

毎月あがる経費が漏れていないか

お客様が入力された会計をみていると、
電話代やガス代、電気代など毎月経費として
上げられるものが上がっていない、ということがけっこうあります。

自分で経理をした後、推移表で確認すると、一目瞭然です。



支払のタイミングで経費を上げている方は、
翌月に前月分と当月分が
合算して経費に上っていたりする場合もありますので、
その月に経費が上がっていなかったとしても
漏れているわけではない場合もありますが。

支払いとは関係なく、月ごとに経費をあげないと漏れに気づきにくく、
見にくいので、できれば該当する月の分は
その月の分として経費にあげたいところですね。

例えば、
4月分の電話代であれば、
4/30 通信費 ××/未払金 ××

とすることで、4月分の通信費があがります。

支払いをした時に
5/30 未払金 ××/普通預金 ××

未払金を消す仕訳を。

支払ったタイミングで経費にしていると、決算月(個人事業主であれば12月分)の
経費が漏れてしまいます。
月が1カ月ずつずれているだけだから、いいじゃないと思ってしまいますが、
1カ月分経費が漏れていることになりますので、
利益が出ているのであれば放置せずに経費にすべきです。

領収書がなくて経費から漏れる

領収書が手元にないと、
経費を上げ忘れる原因になります。

公共交通機関を使った場合の交通費は分かりやすいですね。

領収書も出ませんし(JRは発行すれば出るようですが、面倒だったりします)
最近はSuicaやPITAPAでスルッと改札も通過するので
なおさら忘れます。

翌日には経理しておかないと数日たてば私なら忘れます・・。

会計freeeなど会計ソフトによっては、クレジットカードのように
交通系ICカードもデータ連携できるものがありますので、
その場合は連携してしまうのも一手ですね。

公共交通機関を利用する場合は、
会計仕訳の摘要に利用した交通機関、何駅から何駅まで、
誰かに会いに行ったのであれば、その方の名前や、
利用した目的を書いておけば
仕訳を見ることで支払内容が分かりますので、
経費であげて構いません。

もちろん事業用であることが前提です。

また、慶弔費やお祝金なども初めから領収書がもらえないので、
経費の漏れが起きやすいです。

こういった場合は、
慶弔の案内はがきや、お祝いの招待状など
支払いの根拠になるものを残して、
さらにExcelやWordに記録する、
手書きであれば出金伝票に記載することで経費にします。

書く内容は

日付、金額、支払先、摘要(交際費であれば誰と何の目的で、
物やサービスを買ったなら支払った内容)

について詳細に記録しておきましょう。

領収書をもらい忘れた場合

では領収書をもらい忘れた場合は、
経費にできないのでしょうか。

たまたまもらい忘れていたという場合であれば
ExcelやWordに記録する、
手書きであれば出金伝票に記録するなどで対応します。

内容としては

日付、金額、支払先、摘要(交際費であれば誰と何の目的で、
物やサービスを買ったなら支払った内容)

について、詳細に書いておきます。
領収書がもらえない場合と同じですね。

ただし、しょっちゅう領収書をもらい忘れて、
この方法を取っていると、税務調査の際の印象は相当悪いので
どうしても、という時に使いましょう。

 

 


▼娘日記(8歳、5歳)

下の娘は今日、保育園からスイミングに行くことに。

水に顔をつけるのが怖いので、朝からローテンション。
というか起きてきません。
泣いているところをなんとか布団から抱っこして起こして・・

園に着くころには、元気になって、園の入り口でバイバイしました。
どうだったか感想が楽しみです。

小学校は、緊急事態宣言解除まで水泳学習は延期に。
その後もどうなるかは未定です。


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