税法免除のための大学院 修士論文を書くためのおすすめ本3選

修士論文を書くまで、まとまった文章を書いたことがありませんでした。
そのため、「論文を書く」とはいったいどういうことなのか?
から始めなければなりませんでした。

そこで今日は修士論文を書くといったって、
何をどうすればいいかわかんないよ!という方に
向けて、「論文を書く」とはどういうことなのか、
どうすれば進められるのかについて書かれた
おすすめの本を3冊ご紹介したいと思います。

論文作成の具体的なすすめ方まで教えてくれる名著

上野千鶴子『情報生産者になる』(ちくま書房,2018)

論文とは何かの問いへの答えもさることながら、
具体的な論文の進め方について詳しく説明されています。

ページをめくりながら実践もできるので、
読みながら手を動かせば、論文が出来上がっているというような
内容構成になっています。

全体をいったん通して読んだ後、再度、今自分の置かれている状況に応じて
読み返すべき部分を探し出し、反芻するとより理解が深まりますし、
具体的に今なにをすればいいのかが分かってきます。

情報収集、蓄積の方法も参考になります。
京大式カード、配列するためのカードホルダーなどが紹介されていますが、
こちらも具体的かつ実践的です。

ただしそのまま実践すると、手書きになってしまいます。
手書きが得意な方はこの本を参考に、苦手な私のような方は、
本に書かれている内容をデータで作るとよいですね。

私がしていたのは、Excelで章立てごとにシートを分けて、
補足情報をさらにシート分けして収集する方法です。

著者は紙の蓄積をおススメされていますが、
論文作成がワードを使うことを考えると
そのままデータからコピぺできたりするので、
データで蓄積していくのが個人的にはおススメです。

読みやすくするためのテクニックが満載

木山泰嗣『もっと論理的な文章を書く』(実務教育出版,2011)

こちらは論文を書くことを主軸に置いているわけではなく、
文章を書くこと全般について書かれています。
なので、論文以外でも文章を書く人にとっては大変参考になる本です。
もちろん修士論文を書く場合にも役立ちます。

この本は文章が論理的であると思ってもらえるように書くにはどうすればいいか
について、具体例を交えながら書かれています。

基本はやはり、目次(文章の骨格部分)を作って
そこに肉付けしていくということを書いておられます。

あまり奇をてらった書き方はせず、論文のフォーマットに沿って進めていく
ということが、読み手にとって読みやすく、わかりやすい論文になり、
それが、論理的な文章と思われるコツだそうです。

また、肉付けの際にどうしたら説得力が出るのか、論理的に見えるのか
具体例を入れながら解説されています。
すぐに使えるテクニックも書かれていましたので、こちらも実践的です。

「良い論文なんて書かなくていいよ」と優しく包みこんでくれる

山内志朗『ぎりぎり合格への論文マニュアル』(平凡社,2001)

まずタイトルに惹かれますよね。
ぎりぎりでもいいから合格したいよと思ってしまいます。
そんな方のための論文作成指南書です。

論文作成時のポイント、心得、お作法のようなものを、
さくっと教えてくれます。

例えば表現を変えるだけで論文はそれっぽくなったりするので、
稚拙な文章に見えるなあという場合に、表現を言い換えたい時があります。
そういう場合にどう言い換えればよいかについて、具体的に書いてあったり。

初心者はとりあえず手を動かして書き始めることが大事である、
とも書かれています。難しく考えすぎて何も書けないという時に、
本当に励みになる言葉です。

起承転結や骨組みがうまくいかなくてもいいから、軌道修正しながら
とにかくぶつかってみる(書いてみる)ということも確かに大切ですもんね。

論文作成に疲れた~という時に気持ちを軽くしてくれるので
また頑張ろうと思わせてくれる本です。

まとめ

論文を書くとはどういうことかから始まり、
具体的に作成していく際におすすめとなる本を3冊ご紹介しました。

読んでいただくのが一番いいので、
あまり細かい内容については書きませんでしたが
どういう時に読んでほしいかを意識して書きました。

論文作成をされる際のご参考になりましたら幸いです。

 

 

 

▼今日の一曲♪

星野源「Pop Virus」

▼昨日の娘日記

-姉8歳-
昨日は久々に同い年のいとこと滋賀の公園へ。
芝生と少しの遊具だけでも、ずっと遊んでいられます。
外で食べたおやつも美味しかったね。

ー妹5歳ー
同じく滋賀の公園で、おねえちゃんたちに混ざって大なわとび、
1人なわとび、フリスビーをして楽しみました。
1人なわとび・・いつのまにそんなに出来るようになったのか。
知らないところで成長していてビックリでした。

 

 

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