クラウド会計ソフトを導入したからと言って、すぐに効率化できるものではない。導入後の運用が大事

クラウド会計ソフトを導入したとしても
すぐに経理が自動化するわけではありません。

自動化は
どれだけ自分用に設定できるか、その運用にかかっています。

導入してからソフトに学習してもらう

クラウド会計を導入する方の要望としては
経理を自動化したい、効率化したいというところに
あるのではないでしょうか。

しかし導入したからといって
すぐ自動化するものではありません。
そもそも全部を自動化してくれるものでもありませんので、
その辺の誤解を感じることが多いです。

自動化の設定は自分で行うものなので、
データ同期や入力などで、
仕訳をいくつも会計ソフトに覚えてもらって
学習(設定)して、初めて自分が望むように
動いてくれます。

よく誰でもできるとか、
簿記を知らなくてもできるという宣伝に期待して
クラウド会計を自分なりに導入された会計を見る機会がありますが、
なかなかすごいことになっています・・。

すごいことになっている会計を修正するのは、
従来の会計ソフトよりもクラウド会計の方が
とても時間がかかる仕様になっています。

クラウド会計ソフトを導入したのに効率化しないと感じる場合は、
最初の設定については、税理士に依頼した方がいいです。

自動設定をすれば記帳はより快適に

クラウド会計導入後、自動設定を思う通りに
できていると、日々の記帳はずいぶんと楽になります。

弥生会計やマネーフォワードは
仕訳の推測をしてくれるので、内容を確認して登録すれば
それで仕訳は完了します。

会計freeeであれば、
仕訳の推測もしてくれますし、自動登録もしてくれるので、
毎月の決まった支払いなどは自動登録設定をすれば
預金データやカードデータを同期した時点で
仕訳が登録済みとなります。

もちろん仕訳が合っているかどうかの
最終チェックは人間の目ですべきですが、
入力したり、仕訳を登録したりする作業は
全てではないにしろ減らすことは可能です。

まとめ

クラウド会計ソフトを導入する際は
仕訳をして会計ソフトに取引を覚えてもらいつつ
初期の自動設定をうまく行うことが大切です。

導入だけでうまく運用できている会計を残念ながらあまり
見たことがありません。

弊所ではクラウド会計ソフトの導入・運用面でのサポートを
行っていますので、よろしければお問い合わせ頂ければと思います。

 

 


▼娘日記(8歳、5歳)

先日リニューアルした大宮交通公園に行ってきました!
写真はお土居跡。

豊臣秀吉の京都改造事業の一つで
土盛りで京都の市街地全体を囲んでいたとか。
防御、洪水、治安、流通管理など色々と目的はあったそうですが
その一部が公園内に残っています。

娘はお山登ろう!と言ってお土居を駆け上がっていましたが、
歴史と繋がっている感覚は不思議なものですね。


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