freee会計に銀行口座を連携しているので、銀行残高とfreee会計の銀行残高は一致するはずなのに、
うまく合わない…そんな現象がよく起こります。
そんなときはfreee会計の便利な機能「タイムライン」を使って、
残高が合わないを解消しましょう。
預金残高とfreee会計の残高を合わせよう
freee会計に連携している口座残高は実際の銀行口座残高と一致するはずです。
銀行データを会計ソフトと同期しているので、
理屈の上では当然合うはずなのですが、これがなかなか合いません。
お客様が仕訳の登録をしている場合、9割近くはズレています。
合っていると、思わずすごいですね!と言いたくなるほどズレるのです。
色々原因はありますが、考えられるのはだいたいこんなところ。
・資金移動の仕訳の登録が二重に行われている
・「無視する」機能を使ってはいけない場面で使っている
・取引の登録が一部終わっていない
・期首残高が始めからズレている
・口座連携しているのに手入力している仕訳がある
・口座連携が途中で切れていて、間の取引が抜けている
「無視する」の機能についての説明はこちらからどうぞ
ズレの原因を探って、1カ月分ずつなど少しずつ原因を特定し修正していくのですが、
これがなかなか骨の折れる作業です。
こんな時に便利な機能がfreee会計の「タイムライン」機能。
ぜひ使ってみましょう。
便利なタイムライン機能を使う
freee会計のメニュー画面から「口座」→「口座の一覧・登録」
残高を確認したい口座をクリックします。デモ画面では三井住友をクリック↓

タイムラインをクリック

タイムラインを開くと、左側に同期残高 右側に登録残高が月末ごとに並びます。
左側の同期残高が銀行残高で、12月末は1,565,583円
右側の登録残高がfreee会計上の銀行残高 12月末2,363,796円です。ズレています。
ちなみに左側に12月末しか金額が出ていないのは、11月まではfreee会計と銀行口座を連携しておらず、
手入力していることが原因です。

左右の金額が一致していれば、残高が合っているということで、左右の金額がズレていると
エラー表示されます。
798,213円超過しています
銀行残高より会計上の残高が多いということです。ズレの原因は何か探っていきましょう。
ズレの原因を探る
エラー表示されている12月末ところをクリックします。クリックすると、10日にズレの原因がありそうですので、10日をクリック。取引が未登録のものがありました。

そこで、取引を登録していきます。
ズレの原因がすぐ特定でき、なおかつタイムラインから直接取引の登録ができるところがとても便利です。。
ズレの原因となる日付のところから登録や修正していくことで残高を合わせていきます。
最終的にエラーがなくなりました。これで銀行残高とfreee会計残高が一致しています。

まとめ
freee会計の使い方 タイムライン機能についてご紹介しました。
こういった機能がついている会計ソフトはfreee会計しか見たことがありません。
とても便利な機能ですので、ぜひ使ってみてください。