資金繰り表は意外と簡単。お小遣い帳だと思えばできる

資金繰り表を作っている会社は意外に少ないです。
税務署や金融機関から作るよう言われないからかもしれません。

作っている会社が少ないので、
作っているだけで金融機関からの評価が良くなります。
資金繰り表は経営者自身のために作りましょう。

お小遣い帳と同じ仕組み

資金繰り表はお金の流れを見える化するための表なので、
お小遣い帳と同じと考えれば
あまり難しいものではありません。

資金繰り表は
・今日残っているお金 から
・入ってきたお金 を足して
・出ていくお金 を差し引きして、
・明日以降いくら残せるか
を示す表です。項目が複雑なので難しく感じますが実に単純です。

会計ルールや税務ルールを知らなくても作れます。

それで劇的に資金繰り改善ができ、
資金繰りの悩みから解放されるのですから作らない手はありません。

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過去・現在・未来が見える化できる

会計での利益はテクニックを使えば
ある程度の振れ幅で作り出すことができます。

見解の違いによって正解がいくつもあります。

一方の資金繰り表はお金の流れを追っていくので、
真実はひとつしかありません。

嘘をつけないのです。

現実を直視するのは非常に怖いところではありますが、
どんぶり勘定で常に資金繰りが厳しいのであれば
現状を見ることから始めなければ、
いつまでたっても苦しい状況を打開できません。

資金繰り表は過去・現在の状況も把握できますが
未来を予測することができます。
未来を予測できれば行動が変わります。
行動を変えることができれば資金繰りは必ず改善します。

税理士事務所に協力してもらうには

税理士に資金繰り表を作ってほしいと依頼しても
断られることもあります。

もしくは簡易なものしか作ってくれないことも
あるかもしれません。

どうしてかというと、

資金繰りが厳しい会社は
顧問料がそもそも安いので
顧問料の範囲で資金繰り表を作ろうにもとうてい採算がとれないからです。

苦しいのにそんな勝手な話と思われるかもしれませんが
記帳代行料しか払っていなければ、資金繰り表を作れるわけがありません。
それで税理士は何もしてくれない、となるのはお門違いです。

税理士にお願いしたいのであれば、
あくまで経営者が資金繰り表を作成する前提で
その作り方を教えてもらうのがよいと思います。

作るのは経営者の方。税理士はサポートです。

現状の資金繰り表であれば税理士も情報共有してもらえれば作成可能ですが、
自社の支払予定や入金予定がわかっているのは経営者の方だけなので
資金繰り予測をする場合、結局は経営者しか作れないと思います。

サポートを受ける際は相応の顧問料を払うこと、もしくは
別途資金繰り表作成のために追加報酬の支払いをすることです。

そうすれば会社をよくしたいという思いは社長と同じなのですから
顧問税理士は必ず協力してくれます。

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▼娘日記(9歳、6歳)

今日は下の娘の入学届を小学校に出してきました。
あと半年で小学生。保育園ももう少しで卒園なので
残りの思い出もたくさん作ろうね